胸郭出口症候群

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Thoracic Outlet Syndrome

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群は、血管と神経が圧迫される事によって起こる症状で、
「左手だけ冷たく感じる」
「腕が痺れる」
「実際には腫れていないのに、いつも腫れぼったい」
このような症状をお持ちの場合、可能性が高くなります。

症状が出るまでの経緯には「デスクワーク」や「お子さんの抱っこ」などの日常生活姿勢が関与してきます。

また、腱鞘炎やテニス肘・交通事故外傷など、過去の怪我や手術の経験が症状に関連する場合がありますので、お伝えいただければと思います。

次に、当院で行なっている治療についてご紹介していきます。

検査と治療の紹介

Physical Test & Treatment

鎖骨の調整

【胸鎖関節】【肩鎖関節】の検査と治療

鎖骨の調整

 
鎖骨は胸の前側にある胸骨と後ろ側にある肩甲骨と接続する骨です。

胸の前側にある胸骨は、体幹の捻じれや猫背によって傾きを起こすため、場合によっては胸骨の調整も行います。

肩鎖関節は、転倒などで脱臼しやすい部分ですが、肩甲骨の状態によってストレスを受けるため、肩甲骨と合わせて検査調整していきます。

※女性やご高齢の方(骨密度が低い方)の場合は肩甲骨や胸椎(背部)からの治療をさせて頂きますのでご安心ください。
 
説明動画はこちら

肋骨の調整

直接の圧迫肋骨だけでなく、下部肋骨も影響します。

肋骨の調整

 
猫背になると肋骨は下に向いてしまう為、首を下に引っ張る力が働いてしまいます。

この下方変位の部位によって名称が変わり、
・斜角筋症候群 - 第1・第2肋骨
・過外転(小胸筋)症候群 - 小胸筋が付着する第2〜4肋骨
となり治療部位も変える必要が出てきますが、一括りに「胸郭出口症候群」と診断され、長期化するケースもあります。

また、猫背になるという点では第7肋骨など中部・下部肋骨も症状の原因となる事があります。

※女性やご高齢の方(骨密度が低い方)の場合は胸椎(背部)の治療で同様の効果がありますので、そちらを治療させていただきます。
 
実際の症例はこちら

筋力テストで治療結果を予測

神経障害における筋力低下は、その場で変化が感じられます。

Oリングテスト

 
細かい動きが出来る指には神経が多く張り巡らされています。
そのため、主症状による神経の圧迫が起きると容易に筋力が低下してしまいます。逆に、神経の圧迫が少しでも取り除かれると、その場で筋力が改善します。

筋力テストはお互いに身体の状態を把握しやすい為、治療前後の確認だけでなく、どこで筋力が上がるのかなどの検査にも使います。
 

胸鎖関節・胸肋関節の調整

 
 

鎖骨は胸の前側にある胸骨と後ろ側にある肩甲骨と接続する骨です。

胸の前側にある胸骨は、体幹の捻じれや猫背によって傾きを起こすため、場合によっては胸骨の調整も行います。

肩鎖関節は、転倒などで脱臼しやすい部分ですが、肩甲骨の状態によってストレスを受けるため、肩甲骨と合わせて検査調整していきます。

腰や背中の問題も関与

 
 

猫背になると肋骨は下に向いてしまう為、首を下に引っ張る力が働いてしまいます。

この下方変位の部位によって名称が変わり、
・斜角筋症候群 - 第1・第2肋骨
・過外転(小胸筋)症候群 - 小胸筋が付着する第2〜4肋骨
となり治療部位も変える必要が出てきますが、一括りに「胸郭出口症候群」と診断され、長期化するケースもあります。

また、猫背になるという点では第7肋骨など中部・下部肋骨も症状の原因となる事があります。

締め付けているポイントを解放するとその場で筋力が上がります。

 
 

細かい動きが出来る指には神経が多く張り巡らされています。
そのため、主症状による神経の圧迫が起きると容易に筋力が低下してしまいます。逆に、神経の圧迫が少しでも取り除かれると、その場で筋力が改善します。

筋力テストはお互いに身体の状態を把握しやすい為、治療前後の確認だけでなく、どこで筋力が上がるのかなどの検査にも使います。

肋骨の調整方法(前面から)


肋骨は、前面を胸骨・後面は脊椎と関節を作っているため、前面からコンタクトすることで、胸肋関節の調整が可能です。
また、呼吸法を用いての調整も行っていきます。
 
女性の場合は、背中側の肋骨と背骨を結ぶ肋椎関節を利用して調整していきます。

胸部の調整方法(背面から)


上部の肋骨は、「前面が上方」・「後面が下方」へと動くことで胸郭を持ち上げています。
 
下部肋骨の場合は、横に広がる機能によって運動が行われるため、胸郭出口のように上部肋骨の場合は脊椎から伸展の力を使うことで調整が可能となります。

肋骨の調整方法(前面から)


肋骨は、前面を胸骨・後面は脊椎と関節を作っているため、前面からコンタクトすることで、胸肋関節の調整が可能です。
また、呼吸法を用いての調整も行っていきます。
 
女性の場合は、背中側の肋骨と背骨を結ぶ肋椎関節を利用して調整していきます。

胸部の調整方法(背面から)


特に上部の肋骨は、「前面が上方」・「後面が下方」へと動くことで胸郭を持ち上げています。
 
下部肋骨の場合は、横に広がる機能によって運動が行われるため、胸郭出口のように上部肋骨の場合は脊椎から伸展の力を使うことで調整が可能となります。

症例報告

Case Report

【症例】

胸郭出口症候群とテニス肘・ゴルフ肘の関連

 
ゴルフ肘やテニス肘に代表される「使い過ぎ」といった症状にも、神経や血管の圧迫による影響が起こっている事がほとんどです。
 
その為、日常生活動作やスポーツ障害で起きる肘関節の痛みにも、その背景に胸郭出口症候群が関係してきます。
 
30代 男性 趣味:テニス
主訴:肩の痛みと肘の痛み

 

【症例】

 

胸郭出口症候群とテニス肘・ゴルフ肘の関連

 
ゴルフ肘やテニス肘に代表される「使い過ぎ」といった症状にも、神経や血管の圧迫による影響が起こっている事がほとんどです。
その為、日常生活動作やスポーツ障害で起きる肘関節の痛みにも、その背景に胸郭出口症候群が関係してきます。
 
30代 男性 趣味:テニス
主訴:肩の痛みと肘の痛み

【症例】

怪我による背部の痛みと右手のこわばり

 
「肩甲骨の動作不全」や「手をついての転倒」などにより背部を痛めると、肋骨の歪みを通して背部から前面まで緊張が伝わり、胸郭出口症候群のような手の痛みや痺れを引き起こす事があります。
 
このような背部の既往歴がある場合は、胸部(前面)の治療ではなく、背部の治療によって胸郭出口の神経絞扼を緩めると症状が軽くなります。
 
女性
主訴:肩背中の痛みと右手のこわばり

 

【症例】

怪我による背部の痛みと右手のこわばり

 
「肩甲骨の動作不全」や「手をついての転倒」などにより背部を痛めると、肋骨の歪みを通して背中から前面まで緊張が伝わり、時によって胸郭出口症候群のような手の痛みや痺れを引き起こす事があります。
 
そのような背部の既往歴がある場合は、胸部(前面)の治療ではなく、背部の治療によって胸郭出口の神経絞扼を緩めると症状が軽くなります。
 
女性
主訴:肩背中の痛みと右手のこわばり

関連障害

Associated disorders

手指の症状でお困りの方はこちらもご参照ください。
 
痺れ・冷え性などは自律神経の治療で改善が期待できます。
 
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